実際に行ったのは2013年の6月です。
例によって夫が突然「スエスカに行きたい。すごい岩とかあるらしいよ」と言い出したので行ってきました。
地図を見るとタウサのすぐ近くなんですが、スエスカ(Suesca)はシパキラ経由でなく、アウトピスタ(高速道路)から行くのが普通。
コロンビアのアンデス地方はとにかく山の中なので、地図ですぐ近くに見えても間に山とか谷とかあったりして、簡単に行き来できるとは限りません。
コロンビアはここ数年、治安が改善したこともあり、観光が盛んです。
特にエコツーリストという感じで自然の中で歩いたり活動したりする場所を整えようとしているようです。こうやって観光資源が整備されていくのはいいと思います。結果的に環境が守られることもあるでしょうし。
ここも、一見なんだか荒涼とした感じの場所に駐車場ができてたくさん車が駐まってます。
線路はボゴタからシパキラ方面に行く路線から分かれているようですが、こちらは廃線みたいで汽車は来ません。ここをたどって噂の岩のある場所に行きます。
視界が開けるとこんな感じ。
こういうのがずっと続いています。
この写真ではスケール感がよくわからないと思うんですが、実際行ってみないと、本当にわかりません。
ときどきこんな感じで人が登っています。
ここらあたりはただの場所で、公園とかではありませんから、入場料なんかは必要ありません。
ただし、何が起きても自分の責任です。
TripAdvisorには「コロンビアで最高のロッククライミングスポット」と書いている人がいました。
もうちょっと装備が充実した人。
こんなところにマリア像。
運び上げるのは大変だったのでは。
その足元にぶら下がってる人もいる。
特に上がらなくても、崖の下の方でこんな隙間を見ることもできます。
落書きしてるヤツいるな。
馬に乗って歩ける商売をしている人もいます。
ここの道は実は道じゃなくて線路のままです。
ここに汽車を走らせれば景色が良くていいんじゃないのかな。蒸気機関車じゃなくて、トロッコみたいな。
私たちは岩登りに来たわけじゃなくて見物に来ただけなので、数十分歩いてすぐ戻りました。この日は犬連れじゃありません。
夫は実は、単にドライブしたかっただけなんです。3月に車を新しくしたばかりだったので。
さっきの駐車場のあたりまで戻ってきましたが、ポストアポカリプス系映画みたいな荒涼感。貯水塔でしょうか。
このままホラー映画撮れそう。
ちょっとこぎれいなレストランがありました。きっとボゴタからの客をあてこんでる。
岩登りとかする人の情報スポットにもなっている感じ。
レストランのメニューを見せてもらいましたが、小さい町にしてはあきらかに高い。ボゴタのこぎれいなレストランレベル。
ここでは食事していませんが、このときどこで食事をしたかは忘れました。
町の中心の広場には鳥の彫刻がありました。
町の名前はムイスカの言葉で「鳥の岩」という意味らしいです。